何首烏（かしゅう）と言う名前の由来は、昔中国で、“何”さんというおじいさんが、フォーチ（何首烏：カシュウ）を飲んで、カラスのように白髪が黒くなったという言い伝えが元だそうです。以来、このフォーチは、髪の毛の健康を取り戻す働き、老化を防止、不老長寿薬として用いられてきました。

フォーチは強力なアンチエイジングハーブの1つとされ、腎臓や肝臓の機能を整えたり、血をきれいにすることで身体のバイタリティを高める働きがあるとされており、頭皮付近の血行を整え、内側から育毛環境をサポートすることで、白髪・細毛にも良いと言われています。抜け毛を防ぐ、白髪対策に、髪の毛や肌の健康維持をサポートするハーブとしてはもっとも有名なものの1つです。現在でも、中国製育毛剤の大部分の主成分にもこのハーブが使用されています。

又中薬大辞典に何首烏（かしゅう）は「肝腎を養い、精気を養い、胃腸の消化、吸収を助ける。・・・」とあります。古代から中国では強壮剤、冷え症、便秘の改善などに使用されてきました。