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成分: |
- 柴胡(サイコ)、枳実(キジツ)、芍薬(シャクヤク)、甘草(カンゾウ)。
漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。四逆散の構成生薬は、下記の4種類です。炎症をしずめる“柴胡”、気分を落ち着ける“枳実”、痛みをやわらげる“芍薬”、緩和作用のある“甘草”などが配合されています。これらがいっしょに働くことで、よりよい効果を発揮します。病院では、煎じる必要のない乾燥エキス剤を用いるのが一般的です。
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効果: |
透解郁熱、疏肝理脾。“柴胡”を主薬とする柴胡剤の仲間です。小柴胡湯よりも少し実証向けです。比較的体力のあるもので、大柴胡湯証と小柴胡湯証との中間証を表わすものの次の諸症。炎症をしずめ、痛みをやわらげる働きをします。体力が中くらい以上の人で、肋骨下部から上腹部が張り、苦満感のあるときに向きます。
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適用: |
具体的には、胆のう炎や胆石症、胃炎や、胃酸過多、胃潰瘍、下痢、気管支炎などに適応します。また、神経質、神経症や不眠など、ヒステリー、心の調子がよくないときにも用います。
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